スポーツ自転車など自転車はなんでもカワサキ乗物デパート 茨城県土浦市
カワサキ乗物デパート

日別アーカイブ<2022年9月1日>

タイヤインプレッションCorsa N.EXT

今回新しいタイヤが入荷しましたので試乗インプレッションをしていただきました。

CORSA N.EXT インプレ

 

使用タイヤ: TLR 700x26c

ホイール: Mavic Cosmic SLR 45 disc

 

走行感・使用感(走行距離 800km程度):一言にまとめると、ソフトでマイルドな乗り味。路面への追従性が良好な感じで、路面のひび割れや目地も柔らかく越えてくれるので乗り心地には満足(ライダー+バイク62kgで、5(~5.5)bar程度が適当な感じで、6barだとゴツゴツしてくる)。グリップ感は申し分なく、コーナーで安心して倒し込んでいくことができるし、制動時の挙動も安定している。ウェット路面も数十km試してみたが、不安を感じることはなかった。

CORSA N.EXTの前に履いていた220g(仕様値)のタイヤに比べると、285gあるので回していくのにトルクが必要と感じるものの、重いと感じる程ではない。きびきびした走りには向かないように感じるが、ロングライドや普段の走行を、安心して乗り心地良く楽しむことのできるように思う。

 

嵌めやすいタイヤであったが、エア抜けで苦労した。

嵌合:手だけで嵌まる程ではないが、タイヤペンチ使用で難なく嵌まった。

ビード上げ:ドライ(石鹸水等なし)、コンプレッサー使用で、一発で上がった。圧を抜いてもビードは落ちなかった。

気密性:シーラント無しだとすぐ(数時間程度)に圧は下がっていた。シーラント(IMEZI Thin Type、30ml)を入れ7barまで充填したところ、ビード部やサイドからの吹き出しは全く無かった。14時間経過で一本が3bar、もう一本が1.5barまで下がった。タイヤ自体の気密性は高くないと思われる。6barまで充填した後、20km程走行を含めて2時間経過で5barまで低下。再度6barまで充填し、20km程走行を含めた2時間経過では5.5bar。シーラントが行き渡って気密性が確保されるまで、ある程度走行する必要がありそう。毎朝エアを入れて走行、翌朝には2~3barまで低下という状態を繰り返す。一週間経ってもスローパンクが解消しないので、バルブコアを抜いて確かめてみたところ、前後ともシーラントが枯れた状態。最初の30mlはタイヤそのものとビード周りに吸い込まれてしまったのだろう。このため、前後とも20mlを補充。これで片方(漏れの少なかった方)はスローパンクが解消。もう一方は少し改善されたものの解決しなかったので、さらに15ml追加したが、それでも解決しなかった。バルブ周りからの漏れもありそうな様子だったので、一旦タイヤを外してリム、バルブ、タイヤを掃除して綺麗にして再度嵌め、45ml充填。これで何とか使える状態となった。嵌めた際の最初のシーラント充填で、50~60ml入れるのが良いように思われる。

#TheRideAhead #PowereByGraphene #VittoriaCorsaNext

お気軽にお問い合わせください。

10~19時(定休日除く)